ケ・セラ・セラ・ワイン・アンド・ミュージック・フェスティバル '25 : 寺尾紗穂
2025.10.19 sun 広島県世羅町せら夢公園

artist

artist

寺尾紗穂

1981年東京生まれ。2007年ピアノ弾き語りアルバム「御身」でデビュー。大林宣彦監督の「転校生 さよならあなた」、安藤桃子監督の「0.5ミリ」など主題歌の提供や、CM楽曲制作(KDDI、キューピー、JA共済ほか) 、音楽に限らず新聞(日経、北海道)やウェブでの連載も多数。

オリジナルの発表と並行して、ライフワークとして土地に埋もれた古謡の発掘およびリアレンジしての発信を行う。『ミュージック・マガジン』誌では「戦前音楽探訪」の連載を6年間担当した。また、全国各地のアートプロジェクト、東東京エリアの「隅田川怒涛」(2021)、高知 ・ 須崎の 「現代地方譚」(2022)、横須賀の「SENSE ISLAND/LAND」(2024)などに招聘され、リサーチを経ての表現活動も増えている。

2009年よりビッグイシュー・サポートライブ「りんりんふぇす」を自ら主催。2025年に12 回目を迎え、11回目より山谷 ・ 玉姫公園にて開催している。また、女工たちを描いた「女の子たち 紡ぐと織る」、兵器製造に動員された女学生を描く「女の子たち 風船爆弾をつくる」など、 作家小林エリカとタッグを組み、 歴史に埋もれた女性たちの声を、当時の音楽と共に甦らせる音楽朗読劇を制作している。2022年 NHKドキュメンタリー「Dear にっぽん」のテーマ曲に「魔法みたいに」が選ばれ、教科書『高校生の音楽 I』にも同曲が掲載されている。

あだち麗三郎、伊賀航と共に3ピースバンド「冬にわかれて」でも活動を続ける。

書籍最新刊は『日本人が移民だったころ』(河出書房新社)。音楽家や詩人、編集者などの知人に声をかけ自身が編集するエッセイ集『音楽のまわり』『わたしの反抗期』など出版シリーズも手がける。

音楽アルバム近作は「しゅー・しゃいん」。前作「余白のメロディ」(2022)に続いて『ミュージック・マガジン』の年間ベスト(ロック部門)10枚に選出された。2025年6月、アルバム「わたしの好きな労働歌」をリリース。

https://www.sahoterao.com

寺尾紗穂(vo,pf), あだち麗三郎(ds), 植野隆司(g), カナミネケイタロウ(b), 高橋三太(tp)

  • facebook
  • twitter
  • instagram
  • youtube